明日の希望
負の感情が俺の中をかき乱す
そのせいで部活でも上手く行かなくなった
部員とのコミュニケーションも悪くなっていった。

「水谷、ちょっと来い」

キャプテンからの呼び出し。
何を言われるか大体想像は出来ていた。

「最近のお前からはやる気が感じられない」

そうキャプテンにはっきり言われた途端、俺の中の何かが切れた
もう限界だった
幼なじみとしか見ていない
そんな事はもうとっくに分かっていた
けど、どこかで俺にもまだチャンスはあるかも知れないって思っていたんだ
愛梨はキャプテンの事が好き、キャプテンも愛梨の事を好き
二人は両思い…─
邪魔者は俺。
…もう良いや
いくら頑張ったって叶わない
だったらいっそのこと…

「愛梨がキャプテンの事好きみたいなんですよ」

そのあとキャプテンと愛梨は付き合った
自分で二人をくっつけたんだ
叶わないと分かっててもやっぱり好きって気持ちは消えなくて…
自滅までしたのに未だに好きで無償に自分自身にムカついた。

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