疲れ切った心


「今日はこれで解散です。気をつけて帰って下さい」



生徒会を解散させると、いつものように帰る支度を始める役員たち。



「やっと終わったか」



役員でもない悠斗、山本君、三条さんが静かにお茶会をしていた。



その中の山本君が待ってましたと言いたそうな顔で立ちあがった。



「海!私達が初めて会った日のこと覚えてる?」


「初めて?覚えてるけど」


「何で悠斗君から海に変わってたの?」


「やっぱり聞いてなかったのかよ・・・・」



やっぱり、ってことは結夢が聞いてなかっただけか



「俺はちゃんと言ったけど?
『悠斗探しに来たら竹下が寝てて、悠斗に彼女の所に行くから竹下が起きるまでそばにいろって言われたんだ』
って」




やっぱり結夢が聞いてないだけだったか・・・・
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