疲れ切った心
「だとしたらハプニングあったりして」
楽しそうに玲奈が言うと、悠斗と夏蓮の肩が跳ねた。
「同じ班の男女が会議に参加するんだもんね。堅吾君も珠理を送る雰囲気になるよね」
何を察知したのか、結夢まで話に加わった。
「そうそう。それでお互いに恋心が芽生えたりしてね」
それを本人達の前で言うかな・・・・・
「班長、俺がやる」
悠斗が口を開いた。
悠斗の台詞を聞いて結夢と玲奈の口が上に上がった。
この2人、嵌めたな。
「あぁ残念。折角堅吾と珠理のカップル誕生を期待してたのにな」
「そうそう。しっかりした珠理とクールな堅吾君なら似合うと思ったんだけどな」
ニヤニヤと悠斗と夏蓮を冷やかすように見ていた。
「2人共、やめなさい。夏蓮と悠斗が可哀想でしょ」
「「はーい」」
「じゃあ、班長は悠斗、行き先は島根に書き直しとくわね」
「あぁ」
「最後に、島根で行きたい所を行きたいところピックアップして、月曜日の昼休みに屋上に集合。しおり作りを始めるわよ」
「「はーい」」
「じゃぁ解散」
「バイバイ」
玲奈が一番に出て行った。
勿論私は鍵閉めがあるから最後。
結夢たちも帰した。