疲れ切った心
珠理Side


「今日はこれで終わります。次回は木曜日です。それまでに宿泊先を決めといてください」



1時間の班長会議も終わり、班長達は帰るために荷物をまとめたり、散って行く。



そんな中、動く気配を全く見せない奴が1人。



最初の会議で寝てるなんて良い度胸してんじゃん。



「悠斗」



私も生徒会に行きたいため、肩を揺らした。



「・・・・・」



ほぉ~・・・。



爆睡ですか。



横髪を耳に掛け、悠斗の耳に口を近づけた。



「さっさと起きろ」



どすの利いた声で囁いた。



残っている生徒には聞こえないボリューム。



目が覚めたのか、飛び起きた。



「おはよう」



笑顔を向け、ノートをチラッと見ると見事に白紙。



「へ~。初めての班長会議でノートを取っていない挙句寝てたなんて」


「そ、それは・・・・」


「よっぽど自信があるみたいね。どういうプランで修学旅行を楽しませてくれるのか楽しみだわ」


「う゛・・・・」


「じゃあ黒板消すね。よっぽど自信があるみたいだし」



ガシッ



黒板を消そうと前へ行こうとすると、手首を掴まれた。
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