疲れ切った心
悠斗Side




「珠理、私達も写真撮りに行こう?」


「え?あ、うん」



水無月が珠理を連れ出してしまった。



「北村、何したんだよ」



せっかく珠理に話しかけよと思ったのに。



「何も」



何もねぇ~・・・・。



「・・・・記憶、無いんだって?」



ピクッと反応した。



「誰に聞いた?」


「海」


「山本?」


「そ。海が誰に聞いたかは知らねぇけど」



この前カクテルを作ってる時に教えてくれた。



「本当に記憶ねぇのか?」


「どうしてそう思う?」


「ん?勘だな」



北村の視線が自然と水無月を追い、懐かしそうに見ている。



「三浦といい大西といい・・・・」


「え・・・・?」


「そんなに分かりやすいか?俺」


「もしかして、図星・・・・?」
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