疲れ切った心
どれぐらい泣いたのだろう。
たくさん泣いたのに、涙は枯れない。
行く宛てもない
生きる意味も分からない
もう、疲れたよ・・・・・・
「珠理?」
身体に当たっていた雨が突然止んだ。
「お前、何してんだよ」
上を見上げると、心配そうな顔を浮かべている悠斗がいた。
「何時からココに居んだよ。今冬だぞ?風邪引くだろ」
「もう、いい・・・・」
もういいの。
「いい訳ないだろ。とりあえず俺ん家行こう?」
首をフルフルと横に振った。
「もういいの。私いくから」
「行くって、何処に」
「違うよ」
空を見上げた。