疲れ切った心
「悪ぃ。俺そういうの苦手なんだわ。2人で行ってこいよ」
あまり遠くに進んでいない海たちへと叫んだ。
そして珠理の肩を抱いてその場から離れた。
「大丈夫か?」
珠理が安心できる場所といえば生徒会室しか思い浮かばなくて、ここに来た。
中に入ると珠理をソファーに座らせた。
「ちょっと待ってろよ。何か飲み物を買ってくるから」
取敢えず何か飲み物と思い珠理から離れた。
「えっ・・・・」
生徒会を出て自販に向かおうとしたら、珠理に袖を掴まれた。
「珠理?」
名前を呼ぶとハッとしたように顔を上げた。
無意識かよ・・・・・
心の底でガッカリしてしまった。
「何でも無い」
珠理の隣に腰を下ろした。
「珠理?どうした?」
珠理をこれ以上怖がらせないように優しい口調で聞いた。
「・・・・・・・・・・」
フワッ
珠理の顔が何か思いつめていたように見え、真正面から抱きしめた。
「話したくないなら話さなくてもいいから」
ポンポン
そして珠理の頭を撫でた。