『好き』を言えるまで
「舞雪、いつまでむくれてんの?」

誰のせいですか。私がこんなに機嫌が悪いのは誰のせい?

「はい!そこのあなた!私がこうなったのは誰のせいだと思いますか!?」

ただ黙々と歩いてるサラリーマンに絡む私。

「は、はぁ・・・?」

「1.伊勢崎りぃな。2.佐江沼亮也。さぁどっむぐぅっ…」

「お忙しいとこ申し訳ありませんでした。行くぞ舞雪。」


サラリーマンにそう告げ亮也は私の手をとった。

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