君ニ恋シテル
「…アミュ楽しみだねっ!私行くの凄い久々」

とりあえず話題を変えようと、私は口を開いた。


私達は今、アミュランドに向かってる途中。

アミュはゲーセン、カラオケ、ボーリングなど色々入っている。


「そうだね」

ニコリと笑って答えるてっちゃんに、またあったかい気持ちになる。

さっきまでの気恥ずかしい空気が、どうにか普通になった。


…と、安心していた次の瞬間。


「きゃっ!」

前から歩いて来た女の人とぶつかってしまい、尻餅をついてしまった。


「…すみません。大丈夫ですか?」

ぶつかって来た人も同じように倒れてしまい、咄嗟に声をかける。


「…大丈夫です」

そう言うと、その人はぱっと立ち上がり、すぐに歩き出した。


一瞬の出来事に、尻餅をついたまま、ぽかんとしてしまう。


「優奈ちゃん、大丈夫?」

「う、うん。大丈夫。ありがとう…」

と、てっちゃんが手を差し出してくれた。


えっ…手?
どうしよう…恥ずかしいな。

戸惑いながらもてっちゃんの手を握り、私は立ち上がった。

わぁー…手握っちゃったよ。

頬が熱い…。
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