空を翔ける一筋の流れ星
「えええ」


自分の部屋だが、つい大声を出してしまった。

ちょっとでも騒いだら隣から苦情が来る部屋なだけに隣人がいないことを願うことしかないが、そんなことはどうでもいいくらい今の発言は俺にとって衝撃的だった。

今まで一緒にいて、そんな素振りを一度も見せたこともなかったし、一言も言っていなかった。



空と目を合わせ、言った本人を見ると何事も無かったかのような笑顔でこちらを見ている。

何て言ったらいいのだろう・・・



そもそも、この衝撃的な出来事は三時間ほど前から始まっていたのかもしれない・・・
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