それでもオレは愛してる(>_<)
 「愛してるって言葉ひとつだけじゃ、伝えられるとは思えない。」

 そう、言ってやると、将のやつは、うれしそうに言いやがった。

 「激ラブですね。でも、僕だって、負けないぐらい大好きですからね。」

 ……言ってろよったく。

 将がかなり本気で言っていることはわかってるが、なんだか、照れくさい。

 「例えこの会話が、残ってなかったとしても、今日のこの告白だけで、僕は一生佐伯さんに付いていこうと思いましたよ?」

 ………今、なんて言った?

 !!!

 「ま−さーるー?」

 少し語尾が震えているのは、仕方がないだろう。

 「消せっ!今すぐ、消去しろっ!」

 オレはそう言って将の胸ぐらをつかんだ。

 「や、無理ですから。」

 ニヤニヤしたまま、将は言う。

 「先刻、言ったでしょう?俺は、どんな事だってやるんですよ。」

 諦めてくださいね、とか耳元に囁くなーっ!
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