それでもオレは愛してる(>_<)
 ほんっとに、ろくでもない奴だよな。

 まったく、あの日、しいに出会ったあの日のオレが、こんな未来の存在を知っていたなら、どうしてただろう?

 「なあ、将?もし、まだオレ達が出会う前に戻ったとして、おまえは、また、同じように出会いたいと思うか?」

 愚問だな、と思いつつも聞いてみる。

 「もし、ですか?そうですね、もしまた、あのスタートラインに立てるのなら、今度はもっともっと、俺を磨いて、いい男になって、しいさんのお役に立てるようになりたいですね。」

 また、同じように出会いたいという答えを予想していたオレは、将の答えに驚き、そして納得した。

 「なるほどな。今以上に、もっと絡んでいきたいわけか。」

 楽しいじゃないか。

 確かにそうだよな。

 もう一度、あの場所から選びなおせたとしても、きっとおんなじか、もっともっと刺激的な、しいとの生活を喜んで送っているだろう。

 そうして、それは。

 美幸に聞いたって。

 智代に聞いたって。

 きっと、同じ答えしか、返ってこないんだろうなという気がする。

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