それでもオレは愛してる(>_<)
 「しいの為なら、なんだってやる、アブナイ、将。」

 「そうですよ?」

 それが、何か?とか言ってやがる。

 「完璧な、ミスのない事務仕事で、オレ達をサポートしてくれる、美幸。」

 美幸が居てくれるおかげで、オレ達の仕事は回ってるんだ。

 「しいの水先案内人で、煽るのが得意で、なんにでも飛びつく智代。」

 しいっていう名の炎にガソリン注いでるのは、こいつだよな。

 「それから、とんでもなく出鱈目で、常識外れで、規格外で、予想不可で、人道無視してて、確信犯で、冷徹で。」

 それでも。

 「それでも、一瞬たりとも目が離せないぐらい、刺激的な、しい。」

 ありえないぐらい、オレの人生を劇的に変えてくれた、犯人。

 「お前らに出会って。こんな騒動までおこされて。オレの人生は、平凡な幸せってやつから、離れていく一方だ。」

 世の中の人間の中で、一体どれほどの人間がオレの何分の1かでも、ドラマティックに生きているというんだ。

 「それなのに、オレは、お前達から離れることなんて考えもせずに、まだまだ、一緒に人生を送って生きたいって思っていたりするんだな?」

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