《完》嫌われ教師の腕の中
「え、あ……」


羽鳥さんの告知通り…5分で颯斗が息を切らせてやって来た。



「何があった??…鈴羽に大変なコトが起きたって言うから…」


いったい…
羽鳥さん…何て説明して颯斗を呼んだの?


肩で息をしながら颯斗は心配そうに私を見つめる。



「では私は…コレで…」



「は、羽鳥さん!!?」


羽鳥さんは私たちを部屋に置いて出て行ってしまった。
< 112 / 207 >

この作品をシェア

pagetop