゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。

全員ライターをつけ

、窓辺に張られた布

をはいでいく。

「なんだ? 学祭で

 もやんのか」

赤い眉をつりあげて

首をかしげる。

「ちがうと思います

けど……この時期じ

ゃあ」

配下のひとりが呟く

と、リーダーは八重

歯をむいて笑った。

「じゃあ、アイツら

のイタズラかな?」

首をゴキゴキならし

、ニンヤリと口角を

ひきあげる。今まで

大量の血を吸ってき

たお気に入りのバッ

トを、

ずるり、

ずるり、

ひきずっていく。ナ

イフで切り分けたよ

うな月から降り注ぐ

光に、照らされる凶

暴な形相の女達。血

に飢えた耳に、スピ

ーカーから、カサカ

サした笑い声が届け

られた。


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