Forbidden Love
結子は屋上を去って行ってしまった。



残った私は沈む茜空を眺めた。




『やっぱり…私は――』



気持ちは変わらない。
やっと分かった。



薄い氷の上に立つのも…


悪くはないのかもしれない。



この選択と…気持ちによって――




運命の歯車は急速に…


壊れるように回り続ける…



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