恋愛モラトリアム~夢見る乙女のオフィスラブ~
「これからよろしく~」
大輔は軽くそう言って、
どこかへ行ってしまった。
恐らく、トイレだ。
視線だけで彼を見送っていると、
「ああ、鴇田さんね」
という声がした。
「は、はい」
振り向くと、推定年齢40歳のオバ……
いや、お姉さんがこちらにやってきた。
「鴇田ゆめです。これからよろしくおね……」
「さっそくだけど、お願いしたい仕事があるの」
……え?