恋愛モラトリアム~夢見る乙女のオフィスラブ~

「これからよろしく~」

 大輔は軽くそう言って、

 どこかへ行ってしまった。

 恐らく、トイレだ。

 視線だけで彼を見送っていると、

「ああ、鴇田さんね」

 という声がした。

「は、はい」

 振り向くと、推定年齢40歳のオバ……

 いや、お姉さんがこちらにやってきた。

「鴇田ゆめです。これからよろしくおね……」

「さっそくだけど、お願いしたい仕事があるの」

 ……え?

< 46 / 280 >

この作品をシェア

pagetop