恋愛モラトリアム~夢見る乙女のオフィスラブ~

 ただならぬ雰囲気の中、

 向かい合ったデスクで目を光らせている(ような気がする)

 オバ……お姉さん。

 私は仕方なく、目の前に広がる伝票パラダイスに手を突っ込むことにした。

 ああっ、もうこんな枚数

 今日中に捌けるわけないじゃない!

 配属初日から元カレと出くわしたり

 完全にアウェーの状態でお局様に仕事押し付けられたり、

 ホント最悪。

 気が遠くなるような作業を、

 私は数時間ノンストップでやり続けた。

 まるで現実逃避するように。


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