恋愛モラトリアム~夢見る乙女のオフィスラブ~

 そう。

 例えばこんな時、

 イケメン男子が私を支えてくれて、

 恋に発展するの……。

 なんていう妄想も空しく、

 私は誰にも支えられることはないまま、

 カーペットの敷かれた床に

 崩れ落ちることとなってしまった。

 ピキーン!

 と足に鋭い痛みが走り、

 だけどそのまま床に手を付き

 顔だけは死守。

 気付けば私に見える世界は

 90度回転移動しているのだった。

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