恋愛モラトリアム~夢見る乙女のオフィスラブ~

「相変わらずドン臭いんだよ、お前は」

 大輔は文句を言いながらも丁寧に私を下ろし、

 部屋の照明を点け一旦外に出てドアの札を使用中に変える。

 私が下ろされたのは、会議室の広い机の上だった。

 こんなとこ他の人に見つかったら

 怒られちゃうじゃないの。

 でもだからと言って、

 痛む足で着地する勇気もない。

 部屋の鍵を閉めた大輔が

 不機嫌な顔をして私の元に戻ってきた。

 そして――……

 あろうことか、

 私のスカートの中に

 両手を突っ込んできた。

「キャー!」

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