七転び…八起き?
「ハイこれサトちゃん。」
祐希が居なくなってから、理事長は里中にある封筒を渡した
「…なんすか、これ?」
「お前が読む原稿。ちょっと式で変更入れるから。」
理事長の言葉に、里中は一瞬ポカンと考え込んで
「はぁぁぁ!?え、俺喋る場面とかないはずでは!?」
「そう喜ぶなって。めちゃめちゃ大事な役回ってきたんだぜ?」
「要らねぇぇぇぇ!!どうなってんすか理事長!!!」
里中の悲痛の叫びを無視して
理事長は足を進める
「…結果発表の時間だ。」
お前らが見つけた答えを、教えてもらおうじゃねぇか
理事長はフッと笑った