【完】 SECRET♥LOVE 危険なアイツの危険な誘惑

馬鹿なことをしていることぐらい翡翠にもわかっていた。
男には妻もいて、もしかしたら子供も・・・

その幸せは翡翠が手に入れていたはずだった幸せ。
夢見て望んで・・・そして失った。

どんなに男を恨んで憎んで泣いて泣いて・・・

男は何も知らずにその間幸せな時間を記憶を刻んできたのだ。

タクシーは目的地を変えていた。
さっきまで視界を流れていた街路樹のイルミネーションとは違いいかにもそれらしいイルミネーションが目立ち始めた。

男が裏通りでタクシーを停めると翡翠とふたり灯りの方に消えって行った。





< 141 / 202 >

この作品をシェア

pagetop