愛のない世界なんてない
いきなりの一君の言葉にビックリした。
「つ、………でかっ」
着いた学校を見るとすごいでかかった。
「最初、どっから授業見に行く?」
あーなんか今幸せー……。
「んー。じゃあ三年の所から」
私は言った。
すると一君はフフッと笑う。
「先に行くのは尋斗ん所じゃないんだ」
「うっ、うん!尋斗ん所はお楽しみ………」
「ふふふ。じゃあ行こうか」
一君に言われて私は着いていく。
そして下駄箱の所で保護者用のスリッパを履く。
それから何段か、……50段くらい?
そんくらいずっと歩いて歩いて歩いた。
足の鍛えになるかもしれない。
すると階段を登り終わると廊下が一直線だ。
するとその真上に二年一組と二年二組と二年三組の札が順番に並んでいた。
「尋斗は確か二年三組だな」
一君はそう言ってチラッと二年三組の中を覗く。
私もそれを真似した。
「……………」
尋斗を探そうとしたらすぐに一君が四階に続く階段を登ってしまったから尋斗は残念な事に見つける事はできなかった。
それからまた一君に着いていく。
すると階段を登り終わると、また廊下が一直線で真上にに三年一組、二組と三組の札が並んでいた。
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