愛のない世界なんてない
「祐次はどこのクラス?」
あ、なんか今思うと祐次を呼び捨てにしている。
ま、いいや。あいつ生意気だし。
それで一君の返事を聞く。
「んっとね、三年二組だと思……………」
いきなり一君の言葉が詰まる。


不思議に思った。

すると一君は頬を赤くして一君の目線の先を私も見た。
その先には…




咲、ちゃん?
え、ちょ、まて。
ななななな。
なんで?
もしかして一君、咲ちゃんの事……………




いや。
あるわけ、
ないよね。





「は、一君?」
私はボケーッとしてる一君の名前を呼んだ。
「…………うん?…っあ、ごめん!」
一君はパッとした。
「もう…」
私はクスッと笑う。
「ほら、あそこ祐次いる」
授業参観みたいなものの為、教室に入る。
他のパピィ、マミィがいる。
私達はゆっくりと教壇に上がり、後ろの所で皆の授業姿を見ていた。
本当に祐次がいるよ。
ダルそうな感じ。
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