愛して。Ⅱ ~不良俺様ボーイズ×絶世美少女~【完】
それから五ヶ月後の中学二年、9月。
菜穂が俺の猛アタックに折れた様な形で、俺達は付き合い始めた。
その頃にはとっくに颯がメンバー入りしていて、付き合ってから数週間後には隼がメンバー入りした。
俺達が付き合い始めてから、菜穂は週に一度は倉庫に来てくれるようになった。
「菜穂」
俺がそう呼ぶと、少し笑ってこっちを見て。
「可愛い」
そう言うと、照れたように不貞腐れて。
そんな菜穂が、好きで好きで仕方がなかった。
付き合いは順調。
1か月後には菜穂を家に送る途中でキスをした。
俺も菜穂もファーストキス。
触れるだけの、可愛らしいキス。
少し暗くて分かりにくかったけれど、菜穂も俺も真っ赤だったと思う。
1か月半後には倉庫の誰もいない部屋で深く甘いキスをした。
舌の感触が慣れなくて、でももっともっとと繰り返して。
離れて二人の上がった息に二人で笑った。
3か月後には菜穂の一人暮らしの家で初めて繋がった。
二人共もちろん初めてで。
恥ずかしがる菜穂が可愛くて、もっと深く繋がりたくて。
手探りで愛を確かめ合った。
誰から見ても俺達は順調だった。
――順調だった、筈だった。