愛して。Ⅱ ~不良俺様ボーイズ×絶世美少女~【完】
「蓮達どこ行くの?」
「北星とかが妥当だろ」
「ふーん」
隼と蓮の会話に、颯が口を挿む。
「俺は南高にするつもり」
その言葉に、みんなが目を見開いた。
「えっ、颯南高?!」
驚いたようなタカの声。
そりゃ驚く。
南高と言えば、偏差値は並、立地条件も良くも悪くもなく、生徒も普通。
言ってしまえば、獅龍に入っている奴が行く所じゃない。
「うん。学校生活は普通に送りたいからね」
「いや、無理だろ」
思わず漏れた声。
でも、本当のことを言ったまでだ。
だって、いつも8時過ぎに起きてる奴が遅刻とかしないで普通に通える訳が無い。
「大丈夫だよ。南高って言っても遅刻常習犯くらいいるだろうし。それに、朝以外は真面目にやるつもりだから」
颯の言い分なら大丈夫か?
だなんて愚問だ。
颯のことだから先生とかともどうせ上手くやっちまうんだろう。