浮気性彼氏と心配性彼女【完】
「もう、落ち着いたか…?」
気がつくともう放課後で…それまで私は泣いていた。
俊が付き合って一緒にいてくれた。
「うん!もう大丈夫♪ありがとう。俊…」
「このぐらいなら、いつでもするから!」
後で優希にも言わなきゃ…って思ってたらいつの間にか俊が鞄を取りに行ってくれてた。
「ありがとう。すっきりした。」
私を心配してくれた俊…
「そっか…よかった!今日はゆっくり休めよ?」
またそのニコッって言う笑顔で私を見る。
本当に俊はいい人だ…
「うん!」
「じゃあ、な…!ついでに…今日の亜樹可愛かった!」
俊が屋上をでる時に言った一言…顔が赤くなった…
「俊のばーか///ありがと!」
「やっぱお前は笑顔がいいぞ!」
そう言ってまた走って帰ってしまった。
その後優希とメールしたら
優希は『ばか…うちにも相談しろ!』って言ってくれた。
私は幸せ者だと思った。
こんないい人に囲まれて…
いつまでもうじうじしちゃいけない!って思って、
前向きに生きると心に決めた。