ONESTAR
ねーちゃんが息をして、

この世界にいる間、

世界は色を保ち、

俺は、生きていく事が出来るから。

なぁ、ねーちゃん。

たとえ、ねーちゃんが、誰を好きでも、

俺より大事なヤツがいても、

ねーちゃんが、笑う。

それだけで、俺は、

生まれて来て、よかったと、

心から思うんだ。

だから。


< 334 / 474 >

この作品をシェア

pagetop