ONESTAR
しらっと自分を見る息子に、
とっくに興味をなくしたようにサラダを食べるねーちゃんと、
ほらほら、ナイスパスを出したんだから、
トモミと話を続けなさい的な顔でおふくろを見る親父と。
「あ、あの、れ、レタスが新鮮だったんじゃないかしら。」
それ?
考えた末に、それ?
「レタスが新鮮なんだそうだ、トモミ。」
家族での話題を広げようと必死なのはわかるが、
またそれを繰り返すか、親父。
「そう?ドレッシングがおいしいんじゃない?」
あっさりとねーちゃんが返す。
「ドレッシングか。何使ってんだ?母さん。」
「あ、あの、キューピーの、」
とっくに興味をなくしたようにサラダを食べるねーちゃんと、
ほらほら、ナイスパスを出したんだから、
トモミと話を続けなさい的な顔でおふくろを見る親父と。
「あ、あの、れ、レタスが新鮮だったんじゃないかしら。」
それ?
考えた末に、それ?
「レタスが新鮮なんだそうだ、トモミ。」
家族での話題を広げようと必死なのはわかるが、
またそれを繰り返すか、親父。
「そう?ドレッシングがおいしいんじゃない?」
あっさりとねーちゃんが返す。
「ドレッシングか。何使ってんだ?母さん。」
「あ、あの、キューピーの、」