記憶の桜 -栄枯幻世-


『何故、貴女ばかり…。同じ葛葉の血を引いた者なのに…』




「…っ!?」




不気味な声と視線を襖の方からする。




襖の方を見てみるが、誰かいるどころか、襖自体開いていなかった。










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