記憶の桜 -栄枯幻世-


「すいません。平助君の事、お願いします」




「ちょっ…、葛葉さん!」




平助君を近くにいた隊士に任せ、私は池田屋の中に入った。




中はむせ返りそうな程の血の匂いが充満している。




「永倉さん!沖田さんは!?」




「りょ、涼ちゃん!?総司は2階だ!」




永倉さんに彼の居場所を聞き、私は2階に駆け上がった。




何処から斬りかかれるか分からないから、刀を鞘から抜いた。








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