記憶の桜 -栄枯幻世-


「梅の花~、一輪咲いても~、梅は梅~!!」




当たり前の事を書いた俳句…。



でも、素直な感じで私は好きだな。




ん?




何か、殺気が感じる…。




殺気のする方を見てみると、鬼の形相の土方さんがいた。




怒りに震えてるせいで、お茶が零れそうになっている。




「総司…。てめぇ…、また俺の所からそいつを持って来やがって…!」




土方さんは両手に拳を作り、沖田さんの頭をぐりぐりとし始めた。









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