オレはそんな彼女に恋をした ~地獄鬼の襲来!~ [完]
「そうやったんか。皆、悪いけど俺焔兄とかえるな。」
いまだに眠そうにしながらも悪いなというように目を向けた
「おう、わかった。焔さん、燐頼みました」
「うん、大丈夫だよ」
「それじゃ僕たちは」
「またね、燐」
そんな燐に優しい言葉をかけて言った3人だった
燐と焔は話しながら車まで向かった
「相変わらず忙しそうだね、疲れてるみたいだ」
焔は優しいトーンで燐に声をかけた
どれだけ燐が隠そうと兄である焔にはオミトオシだった
「まぁ・・・な。最近妖怪たちも変だし、仕事も大変だしなぁ」
いまだに眠そうな燐に優しく微笑みながら焔は頭に手をやった
そして頭を優しくなでる
それに燐は素直に受け入れた
「あんまり無理はしないようにな?燐が体を壊したら意味ないんだから」
そう言ってくれた兄に、燐はありがとうといってついた車にのった
一番歳の近い焔には燐は一番相談もしやすかった