君がくれたもの
バーベキュー当日
【当日、サンパレス前】


「あ~お待たせ!サチィ、今日どんな人くるの?」


「あや久しぶり!ん~
まぁ…色々会って知り合った人なんょ~だけん一人しか顔とかわからない。
他はどんな人か私も気になる!」

「そうなんだ~。今日女の子はあやとサチだけぇ?」


「あーうん。みんな仕事で都合つかなくてさ。しょうがないよ。」


あやはサチの前の会社で知り合った同僚で、辞めたあとも連絡を取り合う友達だ。


今は二人とも前の会社とは関係ない為…繋がるものが少ないが…


男関係はだいたいあやが回してきてくれて、サチもあやが求めれば男を紹介する…それだけが二人を繋ぎ止めてる。

あやとはそんな間柄にいつのまにかなってた。


あやは…髪は茶髪のロングで少し幼めの顔立ち。身長も低めで…
目も大きくクリクリしてるし、声も可愛いらしい女の子。


甘えさせたら天下一品。男は即落ちる。


しばらく二人で会ってない時にあった出来事や本日のことを話してると、ワゴン車が目の前に止まり、瞭我くんが窓から顔を出す。





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