トリプルトラブル【完】
 しょうがないから、どっぷりと風呂でも浸かりながら考えようと思い秀樹は風呂場に向かった。


脱衣場は暗かった。

ボーっとしていた秀樹は、電気もつけず服を脱ぎ初めていた。





――ガタン

その時、いきなり風呂のドアが開いた。


「キャー!」

鉢合わせをする二人。


――ザッブーン

美紀は慌ててバスタブの中に逃げ込んだ。


――パチン
秀樹は思わず浴室の照明を点けていた。


「何考えてるこのドスケベ!」

「そりゃこっちのセリフだ! 電気ぐらい点けて入れ、お前の裸なんか見たくもない!」


「だったらそこどけよ」

美紀に言われて秀樹はハッとした。
裸でボーっと立っている自分がいた。
< 73 / 229 >

この作品をシェア

pagetop