for you ~キミのために~
「ぅん。いってらっしゃい!!。」
「んっ。」
ハルは悲しそうなかおでいってしまった。
ハルは人気だから忙しい。
心の中で分かってるのにやっぱり
『さびしいよ・・・。』
次の日、いつもどおり大学に行くと、
「美~和~!!
明日のテレビにハルが出るよ!!!
めっちゃうれしいね!!!。」
友達の沙那(サナ)が興奮して走ってきた。
「えっ!」
へぇ~今日、ハルがでるんだ・・・。
ラッキー。
私は帰り道、ルンルン気分で家に帰ろうとしていた。
「・・・んっ?」
あっ、あの車はハルのマネージャーさんの車だ!
私は車の窓をコンコンとたたいた。