色をなくした世界
グイと体を近づければ、雪乃の体がビクッと揺れる。


「雪ちゃんは男なら誰でも良いの?それとも一馬だから?」


止まらない言葉はどんどん雪乃を傷つけ追い詰める。


「違う・・・一馬とは・・・・」


雪乃の口から一馬と言う言葉が出た時・・・何かが音を立てて崩れた。


-チュッ-


唇が重なる。


一馬とはまた違う。和哉とも違う口づけに雪乃は頭が真っ白になった。


「ゆう・・・だい・・・く・・・ん・・・」


雪乃の声が雄大を更に欲情させる。


「ん・・・・・あぁ・・・・」


時々雪乃から漏れる声に、雄大は自分が止まらなくなる。


-グチュッ-


雄大の舌が、雪乃の口を割り入ってくる。


それでも逃げる雪乃を、雄大は逃がさない。雪乃の舌を見つけ絡み付かせる。


チュ・・・グチュ・・・・


静かな部屋に口づけの音だけが響く。


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