色をなくした世界
雄大が泣き出し時・・・雪乃の耳に雄大の声が届く。


「雄大君・・・?」


目を覚ませば・・・そこは綺麗な花が咲く場所だった。



「ここは・・・どこ・・・?」



側に誰もいなくて不安になる。


私は・・・・死んだのだろうか?ほっぺをつねってみるが、痛みは感じない。


「和也君は助かったのかな・・・?」


自分の事よりそちらの方が心配になってくる。




周りを見てみれば・・・全く見覚えのない場所・・・・。



「アズ・・・?お父さん・・・・・お母さん・・・?・・・・雄大君?」


誰からも返事がない。



不安はどんどん大きくなる。



「誰か・・・誰か・・・返事してよ・・・・」



雪乃はその場所から立ち上がり歩き出す。



遠くに光輝くのが見えるのだ。



(・・・・あそこまで行けば誰かに・・・会える・・?)



その時・・・手を掴まれた。

< 182 / 203 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop