『王恋』☆ハロウィンは恋ざかり☆
「なんということだ!王子の側近に見つかってしまったんだぞ!お前たちのせいだ!」


嘆く男の声がした。


リンは驚いて目を見開いてアルを見た。


「このパーティーでセッティングして欲しいと頼んだのは貴方です 我々は今後一切、貴方とは関係ありません」


今度は女性の声だ。


何の話をしているの……?


リンとアルがいる所は、バラの塀に囲まれたところで彼らからは見えない。


「俺は破滅だ!どうにかならないのか!?」


「あの男にばれたのなら我々も危険です すぐに身を隠さねばなりません」


アルは静かに立ち上がると、声の主を見ようと茨の横から見ようとした。


その時、別の声が聞こえてきた。


どうやらカップルが甘い時を過ごしにやってきたようだ。


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