『王恋』☆ハロウィンは恋ざかり☆
アルはリンを私室のソファーに座らせると、携帯電話をポケットから取り出した。


リンは心配そうな瞳でアルがどこかへかけるのを見ていた。


『アルフォンス様』


「フェリクス、報告することはないか?」


『何かあったのですか?』


アルの電話に驚いている様子。


「いや、報告することがなければいいんだ 邪魔をした」


アルは電話を切ると、もう一度どこかへかける。


『アル、リン様にもうばれたのか?』


「もう……じゃないよ あれから何時間経っていると思う?ところで、今どこにいる?何か報告することはないか?」


『……』


アルの言葉に返事が返ってこないのはエルンストらしくない。


「エル?」


『……あ、あぁ』


「エル、話せないことなのか?」



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