『王恋』☆ハロウィンは恋ざかり☆
『俺に任せて欲しいんだ この件は王子の頭を悩ませることじゃない』


「……わかった 近いうち報告をするように」


アルの背中を見ていたリンは小さなため息を吐いた。


良くない事が起こったに違いないけれど……エルンストの電話でアルは近いうちに報告するようにって言っている。


考えていると、電話を切ったアルがリンの元へ戻ってきた。


「アル?」


「エルが何か知っているらしい 他の者ならばすぐにでも報告させるが、何か事情がありそうだ」


「何だろう……」


「キミの可愛い頭を悩ませるほどの事ではないよ」


腰を屈めて、リンの唇に軽いキスを落とす。


「お腹は減っていないかい?」


「そう言えば……空いている」


さっきはアルが気になってほんの少ししか食べられなかったし、アルもフェリクスとして一緒にいたから食べていないはず。


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