『王恋』☆ハロウィンは恋ざかり☆
「私もだ こんなことをしたのは初めてだから 最初はパーティー以外にどうすればいいのか分からなかったから人に聞いたよ」


ちょっと照れくさそうに言うアルにリンは抱き付きたくなった。


「本当にありがとう アル」


「君が喜んでくれるのなら、どんなことでもしてあげるよ」


そんな事を言ってくれると、くすぐったさを感じてしまう。


「さあ、食べよう」


テーブルの上にはキャビアのカナッペ、シーフードのサラダやフィレステーキが食べきれないくらい用意されている。


しばらく料理を堪能したあと、給仕係が現れて陶器で作られたかぼちゃの入れ物を置いていく。


「これは……?」


リンは目の前の可愛いかぼちゃの入れ物に釘づけだ。


「開けてみて」


アルに促されて、蓋をあけるとかぼちゃ色のアイスクリームが入っていた。



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