『王恋』☆ハロウィンは恋ざかり☆
「かぼちゃアイスね?」


「あぁ アイスクリームは好きだろう?」


「うん 頂きます!」


スプーンですくって口に入れるリンを優しい眼差しで見つめるアル。


「アルも食べて?おいしいよ」


「初めてであったアルトナーホテルでも君はアイスクリームを食べていたね」


「離れていたのにどうして知っているの……?」


「ウェイターが置いているのを見ていたんだ」


そう……あの時、一目見た時から君が気になっていたんだ。


「すごい記憶力……」


「すごい記憶力なわけじゃないさ 君との出会いは自然と覚えていて、忘れられないんだ」


今日のアルは甘い言葉ばかりで、恥ずかしくなる。


それにいつものブロンドではなく、黒髪のアル。


マスクを取ったらアーレ兄弟には見えなくなったけれど、黒髪のアルにドキドキしてしまう。


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