『王恋』☆ハロウィンは恋ざかり☆
「ゲ、ゲーム?」


一晩中、チェスをさせられるとか……?


首を傾げながら、とにかくシャワーを浴びてしまおうと思ったリンだった。



******



ナイトウェアを着たリンはふわふわのラビットファーのスリッパを履いて寝室に入った。


静かにドアを開けたのはアルが寝ているかもしれないと思っての事。


だけど、アルは眠っていなかった。


ベッドのボードに背中を寄りかからせ、書類を見ていた。


「やけに静かに入って来たのは私を起こさないため?」


「そ、そんなことないよ」


ズバリ考えていることを読まれて、慌てて言う。


「そんなにゲームがしたくないのかな?」


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