甘く、甘い、二人の時間
「…ふぅ。」
アパートに帰って、ベッドに身体を投げる。
天井を見つめながらボーッとしていた。
何度か通っていた居酒屋に、康介がいたなんて知らなかった。
どうして今なんだろう。
拓海に会えない苛々が募るこのタイミングに再会するなんて。
何の意味もないはずなのに、胸がざわつく。
……あぁ。
拓海に会いたい。
声だけじゃなくて、温もりを感じたい。
顔を見て話がしたい。
拓海が足りなくて、頭がおかしくなりそうだよ?