甘く、甘い、二人の時間


「――…菫?」


「……ん。」



白々しく名前を呼びながら、菫の胸の膨らみに手を添える。



「ちゃんと聞いてる?」


「…意地…悪…」



バスルームに響く菫の甘い声。

堪らなく俺の身体を熱くする。




「…菫、可愛い。愛してる。」



本当に、愛しくて仕方ない。




「…私も、大好き…」



何度も肌を重ねて、沢山愛し合って、

それでも菫が欲しくなる。


まだまだ足りないと、感じてしまう。




どうしたら、満たされるか?


俺の出した答はいたってシンプルで

当たり前のものだった。



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