甘く、甘い、二人の時間
ねぇ拓海?
私の事を、こんなにドキドキさせてキュンキュンさせて、幸せな気持ちにさせてるって分かってる?
本当、どうしようもない位拓海が好き。
「ありがとう。」
頷いた私にお礼まで言うんだから、もう。
「ありがとうは私の台詞だよ。」
そう言って、溢れそうな涙を拭った。
素直になれなくて、会いたいと言えなくて、寂しい思いもしたけど。
そんなバカな私を拓海は受け止めてくれて、プロポーズしてくれた。
これからは、拓海の仕事がどんなに忙しくても、私の所に帰って来てくれるから。
毎日毎日、顔を合わせられるから。
幸せだね。
ありがとう、拓海。
「甘い時間、二人で沢山過ごそうな♪」
拓海はにっこり笑顔でそう言った。
「そうだ、今から結婚指輪見に行こうか?」
「うん♪」
大好き、拓海。
9 end