甘く、甘い、二人の時間
「……え?」
「いや、言い方間違えたかな。俺は映画の続きよりも菫がいいんだけど。――いい?」
「――///」
いい?って。
拓海?
それは反則だと思います。
そんな甘い瞳に見つめられたら、頷く事しか出来ないから。
左手は私の右手と絡ませたまま、右手で優しく私の頬や顎に触れる。
いとおしむ様にゆっくり優しく触れられるから、私一人ドキドキしてしまう。
どうしようもなく胸が締め付けられて苦しいのに、もっと触れて欲しいと願ってしまう。
そんな私の感情なんてお見通しなのかな?
拓海はクスリと笑って
「可愛い。」
なんて囁く。
突然の甘い言葉に、どうしたらいいか分からず困っていると
また
ゆっくり、拓海と唇が重なる。