甘く、甘い、二人の時間


「菫、本当に大丈夫?拓海さん、浮気とかしてない?」


…浮気?


「!!ない!絶対にしてない!電話もメールも欠かさず来るし!そんなのあり得ないから!!」



そうだよ、拓海に限ってそんなのない。

浮気なんて…あり得ない。




全力で否定して、ふてくされ気味に枝豆に手を伸ばす。





「ごめん、言い過ぎたね。」



私の態度を見てすぐに謝る莉乃に、悪気が無い事くらい分かってる。

むしろ心配してくれてるって、痛いくらい感じてるから。



「私こそ、ムキになってごめん。」


大事な親友には素直になる。


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