ヒマワリ〜君と過ごした半年間〜



―――時は4月、5月と
過ぎていき―――――



毎日優の仕事が終わって
遊びに行き
あたしの学校がない日は
ホテルに泊まるなどして
出来るだけ沢山の時間を
優と過ごしていた




優がいない生活なんて
考えられないほどの存在に
なっていった6月の終わり





――会わせたい人がおるんや―




優がふいにそう言った




「誰?」



「会うまでのお楽しみや。明後日の日曜日俺も仕事休みやし朝迎えに行くから」





それだけしか
教えてくれない優に
それ以上尋ねる事も出来ず
あたしは落ち着かないまま
日曜日の朝を迎えた




――誰だろ?友達?じゃないよね?


まさか―お母さん!とか?





あの日以来、優は家族の話をしなかったし
あたしも聞かなかった。



あれからどうなったのか
気になってはいたものの
優が話してくれるまでは
待とうと決めていたのだ――


お互いの家族には
会わずに今日まで来ていた




もしもそぅだったとしても
大丈夫なように
あたしは少し長めのスカートと
派手じゃなく露出の少ない
格好で優との待ち合わせ場所に向かった
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